免疫細胞治療について

免疫細胞治療とは

免疫細胞治療のメリット/デメリット

メリット

体への負担が軽く、副作用がほとんどない

免疫細胞治療は患者様ご自身の免疫細胞を用いて、がん細胞への攻撃力を高めたり、 ターゲットとなるがん細胞の特徴を覚えさせることで攻撃効率を高める治療法です。 抗がん剤のように正常細胞を攻撃することはありませんので、体への負担が軽く、 副作用もほとんどありません。治療法の違いや個人差にもよりますが、 副作用が出たとしても一時的な発熱がある程度です。

高齢者、体力の低下した患者さんにも受けられる

体への負担が軽く副作用もほとんどありません。 手術や抗がん剤治療が受けられない状態の高齢者や体力が低下している患者さんでも治療が可能です。 免疫力が高まりますので、QOL(生活の質)の向上も期待できます。

進行がん、転移がんにも適用可能

手術や抗がん剤治療といった標準治療では治療ができない状態の進行がんや転移がんの患者さんでも治療可能です。 完治は難しいと言わざるを得ませんが、QOLを維持・向上しつつ治療が可能です。

標準治療との併用が可能

ほとんどの免疫細胞治療は標準治療との併用が可能です。 標準治療を受けられている方でも並行して免疫治療を受けていただくことができます。

目に見えないがん細胞が残っているといずれ再発してしまうという理由で、 手術後に転移による再発予防として、標準治療で唯一全身治療が可能な抗がん剤治療が用いられます。 手術後の体力が低下している状態で、予防という観点ですから少量かもしれませんが、 少なからず副作用に悩まされることになります。 また、残念ながらがん細胞は薬剤耐性を持っている可能性もありますので、 必ずしもその抗がん剤が予防効果を発揮している保証もありません。

免疫細胞治療はがん細胞の数が最も減っている手術後が最も効果を発揮します。 手術後にごく少量の抗がん剤と免疫細胞治療を併用することで、副作用を最小限に抑えつつ再発予防効果が期待できます。

治療という医学的な観点では問題ありませんが、併用される場合は、 標準治療をうけている病院の主治医の先生にご理解・ご協力いただいたうえでの併用が理想的です。

デメリット

即効性がなく、効果が出るまで時間がかかる

免疫細胞治療は、患者様ご自身の免疫力を高めることでがん細胞を退治する治療法です。 手術のように腫瘍を物理的に取り除いたり、放射線治療のように焼失させたりといった即効性はありません。 徐々に免疫力を回復・強化していくことで治療効果が期待できます。

保険適用外のため、治療費が自己負担となる

免疫細胞治療は保険適用されておりません。治療費は全額、患者様の自己負担となります。