標準的ながん治療に際しては、生検や手術による病理顕微鏡結果に基づいてがんの組織型と術後臨床進行期を決定し、抗がん剤や放射線の治療計画を組み立てていきますが、抗がん剤や放射線の効かないケースや治療後に再発や転移を起こすケース、早期に抗がん剤に耐性の出現するケースなども少なくありません。
その主な原因は、「手術」「抗がん剤」「放射線」の治療により患者様の免疫力が低下しているために、治療によって数と勢いを減らしたがん細胞が、免疫の監視の網の目を逃れて再増殖したり組織型や遺伝子の変異を起こしてくることが考えられます。
私(虹橋クリニック院長:金子 亨)は、「がんの免疫細胞治療」の症例が豊富な瀬田クリニック新横浜の院長として13年間に亘り、いろいろな種類の進行がんの患者様に免疫細胞治療を実施してきましたが、培養という方法を用いた免疫細胞治療に求められていることは、「安全性と品質保証」「適正な治療費」「治療効果」の3点です。
この度、虹橋クリニックを開院するにあたり、上記の3点を私自身の経験とスキルにより実現するために、院内に最新鋭でコンパクトな細胞培養加工施設(CPC)を設置しました。そして、院長医師である私の指示・管理下で効率の良い必要十分な安全品質管理プログラムに則り患者様への投与細胞を調整することで、従来の免疫細胞治療費を80%以下に低減することが出来ました。
今後、培養件数が増加することでスケールメリットが生まれ、培養コストをさらに低減できますので、長期間に亘り治療を継続される患者様の治療費を順次軽減させていただくことも可能になります。
また、これまでの「4~6回の治療=1クール」というセットの概念をやめて、毎回の治療ごとに継続の必要性について患者様とで相談をしていく方式をとることにしました。
当院では、上記の治療費と治療方針のもとに、免疫細胞治療を患者様が一段と受け易い治療にしていくことで、少しでも早い段階で治療を開始していただくことを提案しております。
なぜならば、標準治療も含めがん治療は、早い臨床進行期の段階から開始することが治療効果を高めることにつながり、制御困難な時期に開始するよりも少ない治療頻度や回数で効果を出せることが多いからです。
がん免疫細胞治療は、「がんと診断された」「手術直後、再発・転移予防の経過観察中」「標準治療にて寛解を得た」「再発・転移が見つかった」「標準治療の副作用が強い時期」など、どの時点でも治療を開始でき、他の治療との併用も可能です。
まずは、治療相談(無料)のみでも結構ですので、お気軽にご来院ください。
お台場海浜公園 虹橋クリニック 院長 金子 亨