がんの免疫細胞治療を理解するためには、「がんと免疫」の関係を知ることが重要です。
私たちの体内では、絶えず細胞分裂が繰り返されています。
その中には、がんになる危険性を持った異常な細胞が、毎日約5,000個も発生するといわれています。
しかし体内にはこれらの異常細胞を排除する「免疫細胞」が存在するため、すぐにがん化することはありません。
免疫細胞による攻撃をくぐり抜けた異常細胞が徐々に増え、免疫細胞では抑えきれなくなったときに、「がん」という病気になります。
1.正常な細胞分裂
3.通常は免疫細胞が排除
2. 異常細胞も絶えず発生
4.異常細胞の増力力が上回ると、がん化